ひとやすみ

炭酸水が水になる前には書き留めたい

だいすきなLaura day romanceのはなし

室内でも冬だなあ、と分かる気温。わたしの部屋には電気ストーブ。エアコンはあまり好きじゃない。ごんごん音がしてたくさん風がくるけど、見た目はあったかくなさそうじゃない?電気ストーブのオレンジの光が、お気に入り。

今回は大好きなバンド、「Laura day romance」について。わたしは「大停電」という曲のライブ映像で彼らのことを知った。パン屋さんの前を通るとふわぁっといいにおいがしてお店につい入っちゃう、あの感じと似てた。男女ボーカルのハモリ、とても心地いい。それから何回も何回も聴き直した。

名曲「sad number」が発表されたころにはもうどっぷりと沼にはまっていて、ライブ行きたいな〜といつも思ってた。それから、CDが欲しくて。「because the night.EP」「sad number」を手に入れた。「because the night.EP」の歌詞カードがほんとうにすてき!ずっとながめていた…。1曲に1枚、デザインがそれぞれ違っていて、言葉を目で追うのも楽しくなる。

わたしのおすすめ曲は「ランドリー」。なんだかわからないけど、聴いていると涙が出そうになる。この曲は流れに注目して作られていると思う。子どもから大人になる成長、毎日変わる天気、都会の人の波。いろんな場面が頭に浮かんでくる。歌詞の中で気になるのが、はじめは「君」はいつでもランドリーに思い馳せて、だったのに最後は「彼女」はいつでもランドリーに思い馳せて、と変化していること。大人になるにつれて、2人が離れていってしまったのかと思わせる変化が切ない。

今年うまれた「farewell your town」ももちろん買った。こちらも内容が充実。ひとつのアルバムでひとつの街をつくるっていうコンセプトを知った上で歌詞カードを見ると、今回は地図だ〜!とときめき。サブスクが普及しているけれど、モノとして欲しくなる音楽、良いなあと思う。宝物で、きらきらしてる。いつか生で聴きに行きたい。